思春期にきびは青春のシンボル、などともいわれるように、思春期ニキビは中〜高校生に多くみられます。それはなぜでしょうか。その治療法に注意点はあるのでしょうか。
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思春期にきびは、成長ホルモンの影響により、皮脂が過剰に分泌されることが原因です。思春期にきびは、脂分の多い肌の人にできやすいとされ、春から夏にかけて、とくにできやすくなります。思春期に限りませんが、私達の皮膚の毛穴にはアクネ桿菌という菌がいます。思春期にきびが化膿する原因は大抵アクネ菌や雑菌によるものです。一般的に顔ばかり着目されていますが、背中をはじめさまざまな場所にできます。20歳までにできる思春期にきび同様、20歳代以降にできたものを「吹き出物」・「アダルトニキビ」・「大人ニキビ」などと呼んだりしますが、すべてにきびです。思春期にきびは、症状や色によって分けることができます。色で分けると3種類あり、黒、白、赤の順で症状が悪くなります。
「黒にきび」は、毛穴の真ん中が黒くなっています。毛穴の中にたまった古い角質と酸化した脂分が固まり、その上に汚れがつくことによってできます。鼻の頭にできやすいのが黒にきびです。「白にきび」は、毛穴の中は膨らんでいますが、毛穴は閉じていて、全体が黄色みがかった白色に見えるにきびです。皮膚を押すと、ぷちっと飛び出てくるのが特徴のにきびで、黒にきびよりも悪くなった状態です。
「赤にきび」は、白にきびや黒にきびがアクネ菌という菌によって悪化し、炎症によって赤くただれてしまっているにきびです。別名炎症にきびともいいます。
思春期にきびには、化膿にきびというものもあります。赤にきびを更に放っておいたことにより、化膿を悪化させてしまったにきびのことを言います。
思春期にきびで一番気になるところは顔です。鼻・鼻の周辺・額が多いのですが、胸・背中の中心線沿いにもできます。思春期にきびは、皮脂腺の集中しているところにできやすいからです。口の周りにできるのは胃腸が弱っているからで、偏食や暴飲暴食などを避けて、胃腸の調子を整えることが先決です。ビタミンB2やB6不足、過度のストレス、冷え性も要因の場合もあります。額の思春期にきびは、髪の毛の刺激の場合もあります。シャンプーやリンス、ワックスなどの付着も、思春期にきびの大きな原因になるので注意しましょう。
背中にできる思春期にきびの大半は汗が関係しています。汗をかいたまま拭かずにいると、菌が繁殖しやすくなり、結果にきびができやすくなるからです。
思春期にきびにはビタミンb類をしっかりと摂ることが大切です。皮膚の抵抗力を強めてニキビを予防してくれるからです。ビタミンサプリでビタミンを補うのもいいでしょう。日ごろの注意点としては、肌を清潔に保つことが重要で、洗顔は大切です。朝・夜、1日2〜3回が理想です。思春期にきびが気になるからといって、洗顔の回数を増やすことは、かえって皮脂の分泌を増加させ、思春期にきびをできやすくしてしまいます。洗顔は必ずぬるま湯で。ゴシゴシこすってはいけません。思春期にきびを増やすこととなってしまいます。洗顔料を良くあわ立て、指の腹ではなく、泡で顔を優しくなでるように洗います。すすぐときは、8〜10回程度念入りにすすぎます。洗顔料は微アルカリ性のものがよいでしょう。
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思春期にきびは、治った後に肌の表面が凹凸(クレーター)になったり、赤いシミのようなものが残ったりすることがあります。そのような凹凸や赤みは、改善するのに時間がかかったり、一生跡が残ってしまうものもあります。思春期にきびの多くの人が、この凹凸の後遺症に悩んでいます。
思春期にきびをむやみに触る・潰すなどして悪化させてしまうと、跡が残ってしまうケースが多いのです。その跡は部位によってさまざまあります。赤みを帯びていたり、茶色っぽいシミになっている場合は、通常、皮膚科で行われる治療で消えます。皮膚の陥没や、隆起して皮膚が硬くなっている場合も、いくらか目立たなくできます。皮膚を削ったり、レーザー治療により目立たなくさせられますが、医師により治療は異なります。
外用薬を使う方法もあります。思春期にきびに使用される薬は、角質剥離剤・ビタミン剤・角質剥離剤などがあります。クリームよりもローションの方が、より効果が大きいとされます。火傷の治療にも使われているケロコートという治療薬は効果のある薬といわれています。以前は医師の処方が必要でしたが、今では市販品として売られています。思春期にきびの後遺症で悩んでいるなら、試しに使ってみましょう。その結果で、医師に相談するのがよいと思います。